目 次
印刷範囲の設定(印刷範囲を指定して印刷)
範囲指定をしないと印刷範囲は、セル「A1」を左上端として、データがある範囲が自動的に印刷範囲となり印刷されます。
**印刷範囲を指定しないと、用紙の中央に揃えるなどの操作は、手作業で行わなければなりません。
通常は印刷範囲を指定してから印刷するようにしましょう。
印刷範囲の選択から印刷までの手順
印刷範囲の選択⇒印刷範囲の設定⇒印刷プレビュー⇒ページ設定⇒印刷
1.印刷範囲の設定
最初に印刷範囲を選択します。
印刷したい範囲をドラッグし選択します。
(又は印刷範囲がB2:G15の場合は、
「B2」,をクリックしてからShiftを押しながら「G15」をクリックします)
次に印刷範囲を設定します。
1.メニューバー 「ファイル」→「印刷範囲」→「範囲の設定」をクリックします。
印刷プレビュー(P4)

印刷する前に、実際にどのように印刷されるかを、「印刷プレビュー」で確認します。
ツールバーにある「印刷プレビュー」クリックします。
「閉じる」タブをクリックすると元の画面に戻ります。

印刷プレビュー画面
拡大
表示を拡大します。
印刷
印刷ダイアログボックスを表示します。
設定
ページ設定を行います
余白
印刷プレビューの画面のままで余白を設定します
改ページプレビュー
改ページプレビューに切り替えます
閉じる
印刷プレビューを閉じてワークシートに戻ります。
改ページプレビュー(P4)

改ページプレビューは、印刷する用紙サイズに合わせて、改ページ位置を調整することが出来ます。ワークシートに表示された「実線」や「点線」の部分を上下左右にドラックして調整します。
この設定に合わせてワークシートは自動的に縮小され、指定の用紙に印刷することが出来ます。
改ページ位置の変更
印刷が複数枚になる場合に、印刷した時のページが変わる位置を変更することが出来ます。
図7の印刷プレビュー画面の「改ページプレビュー」タブをクリックすると下の画面が表示されます。
「OK」をクリックします。

図 8 改ページプレビュー画面
図9の境界線上にカーソルを重ねると
カーソルの形が「矢印」に変わる所でドラッグして境界線を変更することが出来ます。

図 9 改ページ位置の変更画面
●改ページプレビュー画面から標準の画面に戻す場合は、
メニューバーの「表示」→「標準」をクリックします。
印刷プレビュー画面での余白の設定
余白ボタンをクリックすると、余白位置を示すガイドラインと、位置を変更する為のハンドルが表示されます。
各余白ハンドルをドラッグすると、余白幅を変更できます。この変更は、「ページ設定」「ダイアログボックスの「余白」タブでの設定に反映されます。


ページ設定(P4)
最初、印刷前に用紙サイズ・余白・方向・などを指定します。
指定方法は、メニューバーのファイル→ページ設定をクリックします。

図 1 「ファイル」→「ページ設定」を選択
「ページ」タブ
用紙の向き、拡大・縮小、用紙サイズなどの設定が出来ます。
「ページ」タブの<拡大・縮小印刷>欄にある「次のページに合わせて印刷」にチェックを入れると、1ぺージ内収まらない表を1ページ収まるようにサイズを縮小して、印刷することが出来ます。

図 2 「ページ設定」の画面
「余白」タブ
余白の設定を行います。
※<ページ中央>の欄にある「水平」「垂直」にチェックを入れるとページの縦や横方向に対して中央に印刷されます。

図 3 「余白」の画面
「シート」タブ
< 印刷タイトル>とは、作成した表の先頭行をタイトルとして、
次ページ以降に印刷する場合ことです。
ここで、この設定をすることが出来ます。

図 5 シートの画面
「ヘッダー/フッター」を設定して印刷する(P4)
※文書の最初(ヘッダー)最後(フッター)に挿入する文字や図などの設定を行います。
挿入方法は、「ヘッダーの編集」又は「フッターの編集」タブをクリックして挿入します。

図 4 ヘッダー/フッターの画面
例>ヘッダーの右側に「ファイル名」を、フッターの中央に「ページ番号」を挿入します。
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ヘッダー/フッターで挿入・設定できるものは、左から「フォントの書式」「ページ数」「ページ総数」
「日付」「時間」「パス&ファイル名」「ファイル名」「シート名」「図の挿入」です。 |
1、ページ設定の「ヘッダー/フッター」タブをクリックし、「ヘッダーの編集」をクリックします。 |
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2、右側の枠にカーソルを移動して「ファイル名」アイコンをクリックします。
「OK」をクリックします。 |
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3、「フッターの編集」をクリックします。 |
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4、中央部の枠の中にカーソルを移動して「総ページ」のアイコンをクリックし
次に区切る為に「/」スラッシュを入力し、最後に「ページ数」アイコンをクリックし
最後に「OK」をクリックします。 |
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5、印刷プレビュー画面で確認します。 |
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印刷時には、「印刷」ダイアログボックスで必要な設定を行います。
メニューバー「ファイル」「印刷」を選択をすると、「印刷」ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックスで、印刷に必要な設定を行います。

1、プリンタ
印刷に使用するプリンタを選択します。
「プロパティ」ボタンをクリックすると、プリンタの詳細な設定を行えます。用紙サイズや、用紙の向き等は、ここでも設定できます。
プリンタが複数登録してある場合、ドロップダウンリストから使用するプリンタを選択します。
2、印刷範囲
「すべて」を選択すると、印刷対象の全ページが印刷されます。
「ページ指定」を選択すると、指定した範囲のページが印刷されます。
3、印刷対象
「選択した部分」を選択すると、現在のワークシート中の選択した部分が印刷対象となります。
「選択したシート」を選択すると、現在のワークシート全体が印刷対象となります。
「ブック全体」を選択すると、全てのワークシートが印刷対象になります。
4、印刷部数
印刷する部数を指定します。複数の部数を指定した時には、印刷順(部単位/ページ単位)を指定できます。
「部単位で印刷l」のオプションボックスのチェックマークを付けると部単位で印刷されます。
シート見出しを指定して印刷する。
解説
複数ページの印刷で、どのシートにも同じ見出しを設定したい場合は、ページ設定の画面で、「シート見出し」を設定することが出来ます。
手順
印刷範囲の設定→改ページプレビューで、改ページ位置の調整→シート見出しの設定
1.メニューバー「ファイル」「ページ設定」をクリックします。
2.「ページ設定」の画面で、「シート」タブをクリックします。
3.下の画面の<印刷タイトル>にある「行のタイトル」脇の をクリックします。

4.表れた画面で、行タイトルにする<年度別売上一覧表>が含まれるように、1,2,3行を選択します。
5. をクリックします。

6.ページ設定の画面に戻ったら、「OK」をクリックします。

7.印刷プレビューで、確認するとシートごとに、シート見出しが作成されていることを確認できます。

1シートに別々の印刷設定をし印刷を行う場合

「ユーザー設定のビュー」を使用すると、1つのシートに異なる印刷範囲を設定することができます。
図14のNO1とNO3を印刷する場合

図 14
1. 最初にNO1の印刷範囲を設定する。
印刷範囲の設定は、前項と同様に設定をして下さい。
次に「ページ設定」で印刷に関する設定を行います。(前ページを参照)
2. メニューバー 「表示」→「ユーザー設定ビュー 」をクリックする。

図 15 表示から「ユーザー設定のビュー」を選択
3. 「追加」をクリックします。

図 16 ユーザーの設定のビュー
4. ビューの追加の画面で「名前」を入力します。「OK」をクリックします。

図 17 ビューの追加の画面
5. 同様に「NO3」も行います。(1〜4迄)

6.印刷は、ツールバーの「印刷」をクリックします。
ユーザー設定のビューの「表示」をクリックすると、選択した「ビュー」の画面が開きます。
ツールバーにある「印刷」をクリックします
行・列を非表示にして印刷する。
非表示にする、列番号、行番号を選択し、「右クリック」し、「表示しない」を選択します。
非表示の列や行は印刷されません。
●再表示するには、非表示になった列・行番号を挟んだ、両側の行・列を含んで範囲選択し、
「右クリック」「再表示」を選択します。
Excelの場合、1つのシートの途中からページサイズを変更することはできません。
複数のシートを別々のサイズで指定しておき、
まとめて選択して(シフトキーを押しながら「シート」タグをクリックすると複数のシートが選択できます)「ツールバーの「印刷」
をクリックすると選択したシートを連続して印刷することはできます。

2枚のシートを一枚の紙に印刷する方法
方法1
[図のリンク貼り付け]を利用して、一つのシートにまとめる
1.Sheet2の印刷したい範囲を選択してCtrl+C (コピー)
2.Sheet1を選択
3.Shiftキーを押しながらメニュー[編集]
4.[図のリンク貼り付け]
方法2
カメラ機能を使う
カメラ機能の使い方については、ここを参照してください。
エラーを印刷しないようにする

「ファイル」→「ページ設定」→「セルのエラー」を指定
・エラーを印刷しないようにするには、 |
・「ページ設定」、「シート」タブをクリックし、セルのエラーで、「−−」を選択すると |
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・下のように印刷されます。 |
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データが文字なら印刷しないようにする

「セルの書式設定」「表示形式」「ユーザー定義」
下の表では、表内の「未調査」の文字は印刷したくない場合の対処方法として文字の色を白色に変更する方法もありますが、紹介するサンプルでは、セルの書式設定→表示形式→ユーザー定義を使う方法を紹介します。
1、範囲を選択します。 |
2、「セルの書式設定」「表示形式」「ユーザー定義」 |
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3、ユーザー定義の「種類」の欄に下のように入力します。 |
4、文字列が非表示になります。 |
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